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ショッピングモール・ショッピングセンターの方におすすめ
導入事例から学ぶ ピープルカウンターの活用について

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■ピープルカウンターのおさらい(人数カウントシステムの簡単説明)

ピープルカウンターは「人数カウントシステム」「人流センサー」「来店客数システム」「トラフィックカウンター」などいろいろな名称でいわれます。

ショッピングモールやショッピングセンターなどの商業施設や、店舗、公共施設、交通機関、駅、空港などで活用されており、来客数や来場者数、館内の回遊、店内の滞留度合いなどのデータから、マーケティングや施設運営管理などに活用されるシステムです。

技研トラステムの人数カウントシステムは高精度センサーを入り口や通路の天井に設置し、通行する人をほうこうべつにリアルタイムにカウントします。
来客・来館人数のみならず、滞留人数、平均滞在時間など定量的に把握することが可能になります。

もう少しピープルカウンターを知りたいという方はこちら

ショッピングモールやショッピングセンターでのピープルカウンター

ショッピングモールやショッピングセンターなどの大型商業施設における来客数は、運営の中で最も重要な管理要素。
このデータを取得、分析して、館や店舗においてさまざまな販促や広告などの施策を打ち、集客活動をされています。
そのために必要なデータを取得するクラウドシステムのピープルカウンター(人数カウントシステム)を導入されるケースが増えています。

導入事例は運用成功のヒントにあふれる!?

測定方式の違い
導入事例(ケーススタディ)では施設運営の課題と対策、その成果を語られていますので、これからピープルカウンターを検討される方、既に導入しているものの他社さんの活用を知りたいと思われている方、それぞれの視点で参考になりそうなヒントが含まれています。

それでは、実際の技研トラステムの人数カウントシステム導入事例から、導入企業様がどのように活用されたのか、そのキーワードをご紹介したいと思います。

■導入事例から学ぶ、ピープルカウンターの活用ヒント

1.館内人流データから課題を明確化する

「館内の出入り口や主要な動線など、全か所に設置したのは大正解でした」(CoCoLo新潟様)

この駅ビル施設では、出入口の来・退館者数だけではなく、主要な動線、経路にもピープルカウンター(人数カウントシステム)を設置されています。

『お客様がどの入口から入って、どこから出ていくのか?エリアごとの混雑、回遊状況などを知りたいと考えていたので、まさに欲しかった情報がリアルタイムに、正確に把握できています』

その結果、『動線が明らかになったので、全か所導入は当館において大正解でした』とお話しされています。

想定していない流入や回遊が見え、今後の運営の課題への気づきにおいて、全か所への導入は大きなアドバンテージになると期待されています。

2.データを分析して施策立案に活かす

「明確なデータがあるおかげで、現場担当者以外にも説明がしやすい」(セブンパーク天美様)

『私自身現場が長いのでどうしても肌感覚で動いている部分があったように思います』とのお話通り、”肌感覚”(この感覚も非常に大切だと思います)だけではなく、客観データも意思決定には重要です。

こちらの商業施設では、経験値と実データの照らし合わせで次年度の予算計画やイベント立案などに活用されておられます。

さらに、組織内での合意形成は施策を推進し成功させるためにも大事ですが、『明確なデータは現場担当者以外にも説明がしやすいことを実感しています。』 との通り、データを基にした意思の共有をうまく図られているようですね。

3.イベント施策の効果測定をデータ共有する

「イベント開催エリアの滞留時間が延びているといったデータがでている」(モリタウン様)

イベント開催前後での来館者データの変化で効果測定
リージョナル型ショッピングセンターのこの施設は『どの入口からの出入りが多いのか?店前通行量は?買上率は?各館の流動は?など得たいデータがいくつもある』ことから、施設運営のDX化には欠かせないとしてピープルカウンターを導入されています。

こちらはリピーターが多いため、『VMDの変化やキャンペーン、イベントなどを積極的に行って顧客を飽きさせない取り組みの必要性が高い一方、社内にてそういった取り組みの効果測定はどうなのか?と疑問を呈される』こともあったそうです。

『イベント開催エリアの滞留時間が延びている』といった人数カウントシステムのデータから、この館が目指されている”時間消費型”施設の姿に寄与していると社内で実感されたとのことでした。

4.MDやリーシングなどの運営に役立てる

「精度の高い人流データは商業施設にとって大きなポテンシャルを秘めている」(モリタウン様)

イベントなどの前後データから集客効果度合いを測る

『「買い回りしているお客様を追い、どのような回遊をされているのかを見たい」
「日常の属性とバーゲン時の属性を比較し、それが館内にどの程度影響が出るのか知りたい」など、さらにデータドリブンを追求したいという欲が出てきました。』

とお話しされているように、人流データには、テナントミックスや動線など、MDの参考になる要素が豊富にあるとのお考えです。

また、リーシングについては
『賃料決定における社内での合意形成の際に役立てられますし、テナントに対しての入居時の交渉の際にも店前通行量を提示して契約に繋げるなどデータが後押しをしてくれます。』とも。

多様化するニーズに合わせてきめ細やかにデータ分析し、施策や運営に反映する大事さの表れではないでしょうか。


■技研トラステムの人数カウントシステムを評価いただく点

このように人数カウントシステムの導入前後のお話しをいただいた商業施設では、技研トラステムをどのように評価されているのでしょうか?
導入事例インタビューから簡単にご紹介します。

1.施策立案にこそ活きる、高い人数カウント精度

「防犯カメラを兼ねるものではなく、正確に測定できるものを求めていた」(CoCoLo新潟様)

CoCoLo新潟様館内(赤丸は当社システム)
『全てのテナントさんの売上にもコミットし貢献するための強固な運営体制の構築が特に必要で、そのために高精度・高機能な客数情報システムの導入は不可欠』
とお考えの駅ビル施設のご担当者様ですが、続けてこうお話しされています。

『それも防犯カメラを兼ねるような簡易的なものではなく、複数の入口やエリアごとの人の流れを正確に測定でき、システム上でデータ管理が可能なもの、マーケティングにおいても役立てられるものを求めていました。』

マーケティング施策立案やイベント評価などのためには、精度の高い専用システムでないことには正しい評価を下せません。この観点でシステム選定されたからこそ、こちらの施設での成功と、先の成果、運営改善への期待感につながるという事でしょう。

2.一気通貫サービスだからこその、導入後の安心感

「製品開発から施工保守サービスまでの一貫対応なので、安心して利用できた」(セブンパーク天美様)

『売り場や販促担当など店舗運営に関わってきたこともあり、人数カウントソリューションに関する情報はある程度認知』しておられたご担当者様ですが、施設への導入検討にあたって、『既設の防犯カメラを用いた簡易的なサービスや専用センサーに関して多方面にわたって精査』されておられました。

その結果、カウント精度の高さと、ハード、ソフトからプランニング、施工、保守まで自社で一貫して対応している点をご評価いただきました。

これは、導入後に安心して利用できるということにも魅力を感じていただけたからと感じています。

■まとめ 導入ユーザー数が多いほど実運用での安心もアップ

システム選定の際や、決裁承認を得る際に有効なのが導入実績です。
導入実績が多くあればあるほど、そのベンダーには提案力、設置技術、運用時サポート、トラブルシューティングなど、多方面での経験知とノウハウが蓄積されています。

「事例」≒「安心感」 とも言えるでしょう。

この豊富さにより、ご担当者様が本来すべき課題、業務に集中できますので、導入の検討時に安心できる材料といえるのではないでしょうか。

(※技研トラステムのウェブサイトに掲載されている導入事例や採用先ロゴマークは許諾いただいた一部のお客様です。当社にご相談いただけましたら更なるヒントをご提示させていただきます。)

【ご案内】 技研トラステムのピープルカウンター(人数カウントシステム)とは

人数カウントシステム、ピープルカウンターは、多様化、デジタル化する商業施設マーケティングにおける基本データとして、商業施設を中心に広がりを見せています。

技研トラステムでは、独自開発の専用センサーによる人数カウントシステムを、商業施設から公共施設、交通機関まで幅広く国内外に延べ10万か所以上に設置しています。
ご興味お持ちいただけましたら、ぜひお気軽にご相談ください。