複合ビル・オフィス

オフィスエリアとテナントエリアに分かれる複合ビルでは、平日と休日、ピーク時やオフピーク時で人の動きが大きく変わります。それぞれの動線における日別、時間別での人の流れを把握することが、最適な日時での集客企画の立案に重要となります。

特に、テナントエリアに加え、休日の屋内外のオープンスペースやイベントスペースも含めた、来客数、年齢層や性別といった顧客層のデモグラフィック情報は、施設の集客力をテナントにアピールするだけでなく、テナント企業のマーケティング戦略にも役立ちます。

デジタルサイネージなど館内メディアを広告媒体として提供する場合、媒体の前を通過する人数、立寄率などの把握から、広告価値をクライアントに提示できます。
正確な人数カウントデータであればあるほど、媒体の出稿費用対効果の説得力は増していきます。

近年広がりを見せている、エネルギー性能や建物利用者の健康・快適性等に優れたZEB*への取組の一環として、人数カウントデータや人流データを設備運用に活用することで、不動産価値の増加や快適性向上から、テナント誘致の競争力、オフィスワーカーの満足度へ繋がります。
(*Net Zero Energy Buildingの略称。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間一次エネルギー収支をゼロにすることを目指した建物のこと) 

緊急時の避難誘導計画を利用者人数データに基づいて最適化。

適切な避難ルートや誘導案内を提供し、利用者の安全確保に貢献します。

オフィスビルの入り口やエレベーターなどのアクセスポイントで人数をカウントすることで、セキュリティを強化できます。