特長
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PASSER-NET(パッサーネット)客数情報システムは、商業施設の入口や通路など、入店客数や来街者数を測定したい箇所の天井部分にスポットライト形状の画像解析型センサを設置して人数カウントを行うシステムです。
センサの下を通過した人の動きを、独自に開発した画像処理技術によって入店人数・退店人数の方向別に人数カウントを行います。
集計されたデータは自動的にパソコンの専用ソフトに吸い上げられ、レポート化されます。- 混雑・うろつき・立ち止まりなどの誤カウントの軽減を実現しました。
- 一台のスポット型センサで、広い範囲の動きをキャッチすることができます。
- 入店人数・退店人数だけでなく、多方向の人の動きを同時にカウントできます。(オプション参照)
方向認識により、さまざまな人数カウントデータが得られます。
入店・退店・通行人数
●入店人数・退店人数の両方向人数カウント
●方向別の人数カウント
●通行人数調査(ボリューム)
分岐点・ブロック入口人数
●入店人数・退店人数の両方向人数カウント
●方向別の人数カウント
●通行人数調査(ボリューム)
入店率・利用率
●入店率調査(通路から店舗への集客
●入店経路調査(入店導線)
ESC・ELV
●エスカレーター利用人数カウント
●フロア利用人数カウント(フロア入店率)
●エレベーター利用人数カウント
物体形状認識/独自の追跡追尾処理
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設定エリア(画像)内で人の形を探して追跡、方向別に人数カウントします。
複雑な人の動き(立ち止まり・引き返し)も高い精度で認識・人数カウントします。
また、立体的に把握する事で、影や外光の影響を受けにくい優れた認識性能を有しています。
広い計数エリア
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間口の広いエントランスでもセンサ1台で計数可能です。
(設置高3,000mm以上で計数幅5,000mm)
運用
入店人数や通行人数といった客数情報は百貨店や量販店、専門店などの流通業だけでなく美術館や博物館などの公共施設、さらにはドーム球場や商店街など多種多様な業種でご利用いただいています。それぞれの集客施設で活用方法にも違いがあり、さらには同じ業種でも部署によっては活用方法が異なる場合も多くあります。
しかしいずれの施設でも共通しているのは、集客を売上に結びつけるために立てる施策の効果を判断したり、評価をするための指標として用いられています。
活用例
客数情報は、それ自体で施設の状態を把握できる有効なデータではありますが、集客力に売上情報を組み合わせることで顧客の消費動向や店舗の商品力を判断するなど、より有効な情報を生み出すことができます。
- 入店客単価 = 売上高 ÷ 入店客数
- 買上率(購買率) = レジ客数 ÷ 入店客数
- 売上 = 入店客数 × レジ単価 × 買上率
- 平均滞留時間(買い廻り時間)
等のデータの蓄積は、施設の改装や周辺環境の変化への適切な対応など、経営指標として欠かせないものです。
ネットワーク管理を軽減したシステム例
ハードウェア
パッサーネット 客数情報システムは、センサ(3タイプ)・プロセッサのハード部分とデータ処理ソフトで構成されています。
センサタイプ
サイズも小さく目立たないので、取付工事も簡単に施工ができるコンパクトサイズです。
プロセッサ
人の形状を立体的に高速処理。安定した計数精度を提供します。
ソフトウェア
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