混雑状況の把握とアラーム通知による迅速な感染症対策を実施に、混雑情報表示システム「PASSER-Information」を導入。
株式会社東京ビッグサイト様

背景・課題

株式会社東京ビッグサイト様は日本最大のコンベンション施設、東京ビッグサイトを管理・運営されています。
総展示面積115,420㎡と日本一を誇り、年間に約300件のイベントが開催され、約1,400万人もの来場者が国内外から訪れます。
16の展示施設の他、24の会議施設を備えており、あらゆるイベントに対応する国内有数の国際コンベンションセンターです。

導入前の課題として、感染症対策を講じるための混雑状況をリアルタイムに把握するための有効な施策を検討されていました。

目標

お打合せを重ねた結果、株式会社東京ビッグサイト様と当社が共に目指す目標は、リアルタイムでの滞留者数(混雑)を把握し、アラーム通知機能によって、しきい値を越えた場合にスタッフが迅速に来場者への感染症対策を実施できるようにすることでした。

導入の決め手

展示会場の特性として、各イベントで展示ホールの利用が多様であるため、このような変化に柔軟に対応できるソリューションが求められておりました。

当社システムが選ばれた理由は、他の選択肢に比べて高い精度で混雑状況を把握できる点と、様々な組み合わせの展示ホール利用に柔軟に対応できる点をご評価いただきました。

導入後の効果・成果

導入後、システムによってリアルタイムに表示される滞留者数をスタッフが確認し、効率的な感染症対策を講じる事が可能になりました。

具体的には、混雑状況のしきい値が一定を越えた場合にアラームが通知されることで、迅速に対策が講じられ、感染リスクの低減やオペレーションの最適化に繋がっています。

今後の展望・改善点

今後は感染症対策だけではなく、来場者数や利用状況の把握にデータを活用することで、より効率的な運営や施設改善に繋げていくことを検討されています。
これにより、展示会場全体のサービス品質が向上し、来場者の満足度が高まる事を期待しています。